カデ音楽院、品川区立城南小学校を訪問 image
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カデ音楽院、品川区立城南小学校を訪問

7月8日に、東京都品川区と友好都市協定を結んでいるジュネーブにあるカデ音楽院の吹奏楽団が来日し、品川区城南小学校を訪れました。子供たちは音楽を通じて、交流を行い、絆を深めました。

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バオム駐日スイス大使、品川区の堀越副区長、品川区教育委員会 指導課長 中谷愛様の出席のもと、ジュネーブのカデ音楽院の約70名による演奏および音楽を通した交流会が行われました。城南小学校の児童は、音楽に合わせて子供たちも手拍子をとったり、体を動かすなどして会場が一体となり、終始、活気に満ちた楽しい雰囲気の中でイベントは進行しました。

最後には、音楽院の伴奏にあわせて、城南小学校の生徒が元気よく校歌を合唱。一緒に演奏会を楽しんだ城南幼稚園の園児が、お礼の手紙を書いて講演後に手渡したり、最後まで声をかけたり触れ合ったりするなど、心温まる光景も見られ、実現に尽力してくださった品川区や城南小学校の方々、そして当館の職員も自然と笑みがこぼれました。

1950年以来、ジュネーブ市は質の高い音楽教育を提供すること、音楽活動を通じて生徒の社会的資質を伸ばすこと、そして市の活動に貢献すること、というカデ音楽院の重要な使命を支援してきました。バオム大使は、交流活動に寄与しているカデ音楽院の生徒に「みなさんは全員スイスのアンバサダーです」と語り、城南小学校の生徒に向けて「新たな友情の芽が育まれることを願いつつ、いつかスイスを訪れて、美しいジュネーブを発見してくれることを楽しみにしています」と述べました。

両市は、品川寺にある梵鐘がきっかけとなり友好都市協定を締結し、青少年のホームステイや相互親善訪問団の派遣など交流を重ねています。この長年のパートナーシップの証として、来月は品川区の青少年16名がジュネーブを訪れる予定ですが、今後も両市の交流が期待されます。

カデ音楽院による城南小学校訪問は、音楽が国境を越え、異なる文化や背景を持つ人々を結びつける力を体現した、心温まるひとときとなりました。

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