「ローザンヌ国際バレエコンクールの50年」展

映像と写真で振り返る、壮大なローザンヌ国際バレエコンクールの歴史と舞台裏

若手ダンサーの登竜門であるローザンヌ国際バレエコンクールは、数多くの世界的ダンサーを輩出し、バレエ芸術の育成と発展に大きく貢献してきました。クラシックバレエで最高のパフォーマンスを発揮するためには、身体的、精神的、技術的、そして芸術的に卓越したスキルが必要です。優れたダンサーであるためには、心身ともに健康でなければならないという原則に基づき、本コンクールは2000年以来、登録手続きに健康診断も導入しました。若いダンサーが人として総合的に成長するための身体的、精神的、社会性の向上に努めています。

日本においても多くの若き才能がコンクールに参加し、これまで熊川哲也氏、吉田都氏、上野水香氏、中村祥子氏ら80名以上のダンサーが受賞、その後、国内外で輝かしい活躍をみせています。本展はローザンヌ国際バレエコンクール50周年を記念し、本拠地ローザンヌ歴 史博物館で開催された展覧会を再構成。日本人ダンサーたちの特設コーナーをプラスし、壮大なコンクールの歴史とスター ダンサー誕生の瞬間を、写真、映像、資料で振り返ります。さらにダンサーの軽やかで優雅な動きだけでなく、候補者たちがファイナルへ挑む過程を、実際のコンクールの流れを追いながら貴重なアー カイブと共に紹介。人生が一 変するかもしれない大舞台を控えた候補者たちの緊張感、そしてその大舞台で躍動する彼らの情熱を体感できる構成となっています。『オーチャー・バレエ・ガラ 』をはじめバレエ芸術の未来を切り開く活動を続ける Bunkamuraなら ではの本展 。若手ダンサーたちの情熱と彼らの輝かい未来への期待が込められた最高峰のバレエコンクールの軌跡を、ぜひご堪能ください 。

また、2月10日の19時からは、山本康介氏、中村祥子氏、小㞍健太氏の出演により「ローザンヌ国際バレエコンクールの50年」展スペシャルトークイベントが開催されます。ローザンヌ国際バレエコンクールを経験された中村祥子氏と小㞍健太氏、それぞれの感じ方や受賞されてからの環境の変化など、各々の特別なストーリーに 加え、長年コンクールを解説の立場で見守っている山本康介氏の視点が交わう事でとても興味深く貴重なイベントになること間違えなし。イベン トの数日前に発表された今年の50周年記念コンクールの結果についてもコメントいただく予定です。お三方のファンの方はもちろん、ローザンヌ国際バレエコンクールファンの方、将来コンクールを目指てしている方にもお楽しみいただける内容となっております。なお、小㞍健太氏はVitality.Swissのプログラムアンバサダーでもあります！

展覧会
開催期間： 2023年2月3日(金)-15日(水)
会場：Bunkamura Gallery (東京都渋谷区道玄坂道玄坂2-24-1)
営業時間：10:00-19:00  ※2/3(金)は18:00close
※ 入場無料

トークイベント
開催期間： 2023年2月10日(金)
会場：Bunkamura ロビーラウンジ (東京都渋谷区道玄坂道玄坂2-24-1)
時間：19:00 (開場：18:00)
会費：￥ 2,800

申込：1月20日(金)よりBunkamuar HPにて販売開始

主催：Bunkamura、ローザンヌ歴史博物館(MHL)｜後援：在日スイス大使館/Vitality.Swiss｜助成：スイス連邦外務省 プレゼンス・スイス
協力：チャコット｜特別協力：ローザンヌ国際バレエコンクール、スイス舞台芸術財団(SAPA)｜企画協力：atelier oï、内田デザイン研究所