https://www.dommune.com/streamings/2024/013001/
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SUPER DOMMUNE

Vitality.Swiss×SUPER DOMMUNE Presents

屈折するロボティクス・結晶化するフォーム

スイスのAATB(デザイン・プラクティス)、真鍋大度(Rhizomatiks)そして宇川直宏(SUPER DOMMUNE)が4年間の時を経て再び集結するトーク!さらにMSCTY_Studio(ニック・ラスコム&ジェームズ・グリア)×スイスのジュリアン・サルトリウス(音楽家)とのサウンドコラボレーションも!2024年1月30日、東京・渋谷の伝説的なストリーミング・スタジオ SUPER DOMMUNE で繰り広げられる、自然のプロセス・人間の介入のシフトとドリフトをめぐるプログラムにどうぞご期待ください!

この度、スイスの非産業型ロボットを開発するAATB(アンドレア・アンナー&ティボー・ブレべ)が、札幌国際芸術祭2024(SIAF2024)に参加するために来日!会場のひとつモエレ沼公園(ガラスのピラミッド横、雪倉庫)にて大規模かつ画期的なインスタレーションを行います。SIAF2024のテーマ「Last Snow」をさらに発展させ、フィンランドのメディア・アーティスト、ユッシ・アンジェスレヴァとの本共同プロジェクトにおいて、AATBはロボット工学に溶ける氷と光を融合させたパフォーマティブな作品を展開します。本作品は、ドリルビットと懐中電灯を装備したロボットアームが、大きな透明な氷の塊を削り、徐々に彫刻的な氷のレンズへと変化させ、懐中電灯の光を屈折させて、壁に投影された没入感のある3Dシーンを投影します。「PINNANNOUSU"(フィンランド語で "水平の高さ "の意)」は、気候変動の時代におけるドラマティックな現在の状況下での、個人の存在の脆さと儚さに対峙しています。(詳細はこちら
※PINNANOUSOUはユッシ・アンジェスレヴァ教授が進める共同プロジェクト。AATBがAlain Bellet、Martin Hertigと共に行うローザンヌ美術大学(ECAL)の研究プロジェクト 「A Third Hand - Creative Applications for Robotics」によりさらに展開されました。スイス連邦工科大学ローザンヌ(EPFL)のGeometric Computing LaboratoryのMark Pauly教授とRayform SAが、氷レンズの形状計算を行っています。

JJussi ÄNGESLEVÄ+AATB
Jussi ÄNGESLEVÄ+AATB “Pinnannousu” 2024, Supported by: Pro Helvetia Cultural Foundation / ECAL “A Third Hand”–Creative Applications for Robotics” / EPFL’s Geometric Computing Laboratory/RayForm SA. © Gianni Camporota, ECAL – A Third Hand

本SUPER DOMMUNE×Vitality.Swissは、自然のプロセス・人間の介入のシフトとドリフトについて議論するため、AATBを東京・渋谷の伝説的なストリーミング・スタジオに迎え、トークとパフォーマンスの夕べを開催します。そのお相手は、もう一人のアートとコンピュテーショナル・パフォーマンスのパイオニアの真鍋大度氏(ライゾマティクス代表)。真鍋氏は人間の身体、データ、プログラミング、コンピュータ、物理的/仮想的、自然/人工的現象の境界を常に押し広げています。そして、いち早くライブストリーミングを手がけ、メディアアートの多方面を牽引するSUPER DOMMUNEの宇川直宏氏。さらに在日スイス大使館広報文化部長のジョナス・プルヴァも加わり、溶融し続け、結晶化し続ける形態と思索の本質を深く掘り下げます。

第2部では、Vitality.SwissポッドキャストのプロデューサーでDJのニック・ラスコムが、MSCTY_Studioとしてジェームズ・グリアと共に登場。ウェルビーイングのためのサウンドとその構築の可能性を追求する「サウンド・アーキテクチャー」プラクティス「MSCTY_Studio」の中核をなす二人が、スイス人打楽器奏者でプロデューサーのジュリアン・サルトリウスの作品「Hidden Tracks」をモチーフに、パフォーマンスを披露。本「Hidden Tracks」: Basel - Genève は、サルトリウスがスイスを10日間歩き作曲した作品。自然界を楽器に見立て、冒険的な音源を演奏に使用しています。
自然界の生命力に焦点を当て、スイスと日本のフィールド・レコーディングを融合させた新しいサウンド作品に、どうぞご期待ください!

2024年1月30日(火曜日)20時~22時30分
スタジオ観覧・50名 (入場料:無料) +ライブ配信(SUPER DOMMUNE)
スタジオ観覧申込:こちら
番組配信: SUPER DOMMUNE

第1部 トーク 20時~22時
AATB(デザイン・プラクティス)、真鍋 大度(アーティスト・プログラマ・DJ)、宇川 直宏(SUPER DOMMUNE)、ジョナス・プルヴァ(スイス大使館)
※英語・日本語通訳あり

第2部 ライブパフォーマンス 22時~22時30分
MSCTY (ニック・ラスコム&ジェームズ・グリア) × ジュリアン・サルトリウス

※本イベントはSUPER DOMMUNEの協力の下、日・スイス国交樹立160周年記念事業のひとつとして開催されます。

AATB https://www.aatb.ch/
AATBは、ローザンヌ美術大学(ECAL)を共に卒業したアンドレア・アンナーとティボー・ブレべとの2人組によるデザイン・プラクティス。以前より双方向性のオブジェクトやインスタレーションに取り組んでいたふたりは、5年前に産業用ロボットの腕と出会う。それ以来、人間と機械との双方向性についての研究を具体化し、ロボットと産業オートメーションが工場で使用される以上の可能性の追求を開始。その活動はソフトプログラミングから電子工学、機械工学、精密機械加工に至る製造プロセスの密接な関係と理解を含む。日常生活におけるロボティックスの普及と同化を考察し、このシフトから生じる新たな状況を批判的に探っている。ロボット工学の普及と日常的な活動への同化について考察し、そのシフトから生じる斬新な状況を批評的に探求している。2020年からは、チューリヒとマルセイユを拠点とする映画産業向けのモーション・コントロール・サービス「Superposition」を営む。彼らの作品は、カールスルーエ・アート・アンド・メディア・センター(ZKM)、V&Aダンディー、アルスエレクトロニカ(リンツ)、成都ビエンナーレ、ニューミュージアム(ニューヨーク)、ヴェネチア・ビエンナーレ. 国際建築展、Zollverein(エッセン)、Unfold X(ソウル)、APSミュージアム(上海)、バーゼルのハウス・オブ・エレクトロニック・アーツ(HEK)、デザインビエンナーレイスタンブール、ミラノデザインウィーク、(チューリヒデザイン美術館)などで展示されている。スイス・デザイン賞受賞。

真鍋 大度(まなべ・だいと) https://daito.ws/
アーティスト、インタラクションデザイナー、プログラマ、DJ。
2006年Rhizomatiks 設立。
身近な現象や素材を異なる目線で捉え直し、組み合わせることで作品を制作。高解像度、高臨場感といったリッチな表現を目指すのでなく、注意深く観察することにより発見できる現象、身体、プログラミング、コンピュータそのものが持つ本質的な面白さや、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、様々な領域で活動している。
坂本龍一、Bjork、OK Go, Nosaj Thing、Squarepusher、アンドレア・バッティストーニ、野村萬斎、Perfume、サカナクションを始めとした様々なアーティストからイギリス、マンチェスターにある天体物理学の国立研究所ジョドレルバンク天文物理学センターやCERN(欧州原子核研究機構)との共同作品制作など幅広いフィールドでコラボレーションを行っている。
Ars Electronica Distinction Award, Cannes Lions International Festival of Creativity Titanium Grand Prix, D&AD Black Pencil, メディア芸術祭大賞など国内外で受賞多数。

宇川 直宏(うかわ・なおひろ)www.dommune.com
1968年香川県生まれ。現”在”美術家。映像作家、グラフィックデザイナー、VJ、文筆家、大学教授など、80年代末より、さまざまな領域で多岐にわたる活動を行う。2001年「Buzz Club: News from Japan」(MoMA PS1・ニューヨーク)、「JAM: Tokyo-London」(Barbican Art Gallery・ロンドン)に参加して以来、国内外の多くの展覧会で作品を発表。2010 年には、日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」を個人で開局。記録的なビューワー数で国内外にて話題を呼び、2011年文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出される。宇川はDOMMUNEスタジオで日々産み出される番組の、撮影行為、配信行為、記録行為を、自らの"現在美術作品"と位置づける。2016年アルスエレクトロニカ(オーストリア/リンツ)のトレインホールにステージ幅500Mのサテライトスタジオ「DOMMUNE LINZ!」を開設、2019年、瀬戸内国際芸術祭にてサテライトスタジオ「DOMMUNE SETOUCHI」を開設。どちらも大きな話題となった他、これまでDOMMUNEは数々の現代美術の国際展に参加し、ロンドン、ドルトムント、ストックホルム、パリ、ムンバイ、リンツ、福島、山口、大阪、香川、金沢、秋田、札幌.、佐渡島..と、全世界にサテライトスタジオをつくり、偏在(いま、ここ)と、遍在(いつでも、どこでも)の意味を同時に探求し続けている。10年間に渡って配信した番組は約5000番組/約7000時間/150テラを越え、トータル視聴者数1億人を超える。2019年、リニューアルした渋谷PARCO 9Fにスタジオを移転。「SUPER DOMMUNE」に進化し、5G以降の最前衛テクノロジーと共に未来を見据えたUPDATEを図る。2021年、第71回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

ジョナス・プルヴァ(在日スイス大使館 広報文化部長)
10年のジャーナリズムおよびメディア業界での経験を経て現職。前職では、スイスの日刊紙「Le Temps」の記者、コラムニスト、海外特派員として、日本、韓国、インド、アメリカ合衆国、メキシコ、欧州の各国につきレポートをする傍ら、スイス国営ラジオ、ラジオ・フランス、クーリエなどにも寄稿。2017年より、在日スイス大使館のコミュニケーション、パブリック・ディプロマシー、文化全般を扱う現職に。東京大学にてグローバル・スタディーズ、総合文化研究(修士号)を取得。西スイス応用科学・芸術大学にてピアノ奏法(修士号)を、さらにローザンヌジャーナリズム・メディアセンターにて職業資格を取得。

MSCTY (ニック・ラスコム&ジェームズ・グリア) https://www.mscty.space/ja-JP/
MSCTY_Studioの中核メンバーであるニック・ラスコムとジェームス・グリアは、場所の音響学についての新鮮なアプローチの最前線にいる。ウェルビーイングと場所特有の性質に焦点をあてたしっかりとした研究を基盤に、彼らはサウンドと音楽との新しいアプリケーションを開発し、その専門知識を実社会・デジタルの双方の様々な領域で提供している。同スタジオは過去13年間で400を超える新しいサウンド・プロダクションを世界各地で制作。その中には、伊勢丹新宿店(坂本龍一とのパートナーシップ)、隈研吾設計のV&Aダンディー・ミュージアム、ロンドン市内の数々の場所―でのサイトスペシフィックな作品が含まれる。また、オンラインギャラリーウェブサイト(www.mscty.space)を通じて作品を共有し、日本全国、オンライン上、そして海外でワークショップやリサーチコラボレーションを開催。他にも、BBCラジオ、レゾナンス FM、ブリティッシュ・エアウェイズの機内エンターテイメントのレギュラー番組など、多くの専門番組で彼らの専門性を展開中。

ジュリアン・サルトリウス https://www.juliansartorius.com/
ドラマー、パーカッショニスト、アーティスト。見たこともないような形に音を形成する。彼の正確で多層的なリズム・パターンは、有機的な音色と(実験的な)エレクトロニック・ミュージックのボキャブラリーとのギャップを埋めながら、拾われた物や準備された楽器の隠された音色探しの探検の様相を見せる。これまでに数多くのソロアルバムをリリース。オーディオビジュアル・アート作品の制作や、他ミュージシャン、作家、アーティストとコラボ、フェスティバル等への参加多数。微細な変化、緊張と解放、質量と躍動に興味を持ち、365のビートトラックと付属の写真集からなる12枚組LPボックスセット『Beat Diary』(Everest Records、2012年)、毎日の8秒ループシリーズ『Morphblog』(2013年から2019年まで)、16のラウドスピーカーと16のスクリーンのためのオーディオビジュアル・インスタレーション『Depot』(Kunstmuseum Thunで展示)などのプロジェクトを手がけている。本プロジェクトで使用するアルバム『Hidden Tracks: Basel - Genève" (Everest Records, 2017)では、ドラムスティックとレコーディング機材を携えて200km以上のハイキングを行い、旅先で見つけた物体に多数のサウンドとテクスチャーを演奏し、録音した。近年の共作に、Sophie Hunger、Sylvie Courvoisier、Gyda Valtysdottir、 Dimlite、Shahzad Ismaily、Dan Careyなど。彼の個性的なパーカッション演奏は、Kate Tempest、Matthew Herbert、James Zooの最新アルバムに収録されている。北米、南米、アジア、ヨーロッパでツアーを行い、Marc Ribot、Deerhoof、Faust、Jaki Liebezeit、Arto Lindsayらとも共演。

札幌国際芸術祭(SIAF)2024
ユッシ・アンジェスレヴァ+AATB《Pinnannousu》

公開制作:2024年1月20日[土]・21日[日]
展示:2024年1月27日[土]・28日[日]
記録展示:2024年2月3日[土]・4日[日]/2月10日[土]-12日[月・祝]
時間:10時-17時
会場:ガラスのピラミッド横 雪倉庫
詳細:https://moerenumapark.jp/siaf2024/#jussi

Pinnannousuは、メディアアーティストのユッシ・アンジェスレヴァ教授が展開するプロジェクト。アンジェスレヴァは、デジタルファブリケーション、コンピュテーショナルシンキングと自然の素材やプロセスを組み合わせた大規模でサイトスペシフィックなアートワークを長年手がけている。学際的な本作品に、世界中から専門家が集結しチームを形成している。www.angesleva.iki.fi

Pinnannousuは、アラン・ベレ、マルティン・エルティヒと共に、AATBが主導するECALの研究プロジェクト「A Third Hand"-Creative Applications for Robotics"」の中でさらに発展を遂げてきた。AATBは、氷を機械で削る基礎作業と、ロボットアームを扱う専門知識を提供。本研究プロジェクトの参加により、壮大で安全かつ精密な氷削ロボットが完成し、作業の実現可能性が確認された。www.ecal.ch

EPFLの幾何学計算研究所のマーク・ポーリー教授は初期段階の氷レンズの形状計算に関与。www.epfl.ch/labs/gcm/ 最終的な氷の形状はRayform SAによって計算された。rayform.ch

本イベントはSUPER DOMMUNEの協力の下、日・スイス国交樹立160周年記念事業のひとつとして開催されます。
本イベントはSUPER DOMMUNEの協力の下、日・スイス国交樹立160周年記念事業のひとつとして開催されます。

ストーリーのカバー:
https://www.dommune.com/streamings/2024/013001/