イラクで破壊された住居に置き去りにされたテディベア
イラクで破壊された住居に置き去りにされたテディベア

みなとみらいギャラリーA

展覧会『War in Cities』

ジュネーブに本部を置く赤十字国際委員会(ICRC)の企画による世界巡回展。激しい戦闘が繰り広げられたイラクで収集された数々の展示品が、市街地での戦闘が人々の暮らしに与える影響を静かに訴えかける。会期は2024年12月18日~25日、会場はみなとみらいギャラリーA。

赤十字国際委員会(ICRC)と日本赤十字社、在日スイス大使館が主催の企画展「War in Cities 戦争の街を体感する」を横浜・みなとみらいギャラリーで開催します。

赤十字国際委員会(ICRC)と日本赤十字社、在日スイス大使館が主催の企画展「War in Cities 戦争の街を体感する」を横浜・みなとみらいギャラリーで開催します。

本展はICRC が世界各地で開催する巡回展です。展示品は全て、激しい戦闘が行われたイラクで収集したもので、いかに市街地での戦闘が人々の暮らしに影響を与えるのかを実感できます。今回、日本での開催にあたり、実際に触れられる東京大学大学院 渡邉英徳研究室と八王子平和・原爆資料館のコンテンツも展示も同時に展示します。 

東京大学大学院 情報学環、渡邉英徳研究室とは?

人工知能(AI)などの最新テクノロジーを活用し、戦争や災害の記憶をデジタルアーカイブ化して次世代の人々に受け継いでいく活動を展開する渡邉英徳教授。今回の企画展では、ウクライナやガザなどの紛争地の 3D データ・マップや原爆による被爆者の証言をまとめた作品を展示します。

渡邉英徳研究室についてはこちら

ウクライナやガザの戦争被害を体験するVRコンテンツ
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八王子 平和 ・ 原爆資料館からの展示について

原爆の熱で表面が泡だった瓦や、焼けただれた数枚の皿、手りゅう弾として使われる予定だった陶器などの収蔵品に加え、14 歳で被爆し亡くなった豊嶋長生さんの学生服も展示します。広島・長崎に落とされた原子爆弾がもたらした被害の甚大さと残された家族の気持ちを改めて感じ取れる展示となっています。

八王子 平和 ・ 原爆資料館についてはこちら

展覧会『War in Cities』 image

企画展名: War in Cities 戦争の街を体感する
期間: 2024年12月18日(水)- 25日(水)11:00-19:00(予定)※18日(水)のみ15時に終了します。
会場: みなとみらいギャラリーA(横浜市西区みなとみらい2丁目3番5号クイーンズスクエア横浜クイーンモール2階)

主催: 赤十字国際委員会(ICRC)、日本赤十字社、在日スイス大使館
後援: 神奈川県
協力: 東京大学大学院 渡邉英徳研究室、八王子 平和・原爆資料館
入場: 無料(事前申し込み不要)
お問い合わせ: ICRC駐日代表部 03-6628-5450 / tok_tokyo@icrc.org

パンフレットのPDF版はこちらからご確認いただけます。詳細はこちら

ストーリーのカバー:
イラクで破壊された住居に置き去りにされたテディベア