本×AR！『Washi Futurism（和紙フューチャリズム）』

『Washi Futurism』は、島根県三隅町の手漉き和紙「石州和紙」をテーマに、職人の技術と地域に根ざした和紙文化を紹介する書籍です。本書は、ヨーロッパを拠点に活動する日本とスイスのデザインデュオ Craft Portrait（簑島さとみ、ポリン・アグストーニ）と 社会課題に取り組むドイツとスイスのデザインスタジオCream on Chrome（マルティナ・フイン、ヨナス・アルトハウス）の共同制作により、日本・島根県浜田市三隅町にある石州和紙久保田と西田和紙工房の協力のもと完成しました。

作品は、2023年夏に三隅町で行われたフィールドリサーチを基に、石州和紙の歴史、現状、そして未来の価値を深く掘り下げ、和紙の特性や職人の価値観をデジタルコンテンツ (AR)を交えた実験的な方法で紹介しています。

詳細はこちらをご覧ください。

Craft Portraitが石州和紙職人・西田勝さんと共に、三隅町でのフィールドリサーチなど制作過程を交えながら、和紙の魅力について語ります。
さらに、会場では書籍と石州和紙を使用したプロダクトの販売や、書籍に付属しているARアプリの体験も可能です。ぜひご参加ください。の

日時: 12月7日（土）18:00 - 19:30
場所: SHIBAURA HOUSE 1F 東京都港区芝浦３丁目１５−４
登壇者: 西田勝 / ポリン・アグストーニ / 簑島さとみ
参加費: 無料（要予約）
申込み：こちらからご予約ください

【イベントスケジュール】
18:00 トーク (17:30受付開始)
19:30 - 21:00 懇親会
*トーク終了後に懇親会あり

協賛: オランダ王国大使館、助成：サカエ・シュトゥンツィ基金、後援：在日スイス大使館

Craft Portraitは、デザイナーの簑島さとみ（日本）とポリン・アグストーニ（スイス）による共同プロジェクトです。この一連のプロジェクトは、現代の工芸を明らかにし、それを取り巻く物語を再考することを目的としています。エイントホーフェンとベルリンを拠点とする彼らは、ある工芸分野の職人たちと直接協力し、「内側から外側へ」理解することにより、その工芸を詳しく描き出すことを目指しています。instagram

Cream on Chromeは、ヨナス・アルトハウス（ドイツ）とマルティナ・フイン（スイス）による社会課題に取り組むエクスペリエンス・デザインスタジオです。ロッテルダムを拠点とするふたりは、学術・文化機関のために、社会的な課題を一般の人々に近づけるマルチメディア展示やインタラクティブな空間をデザインしています。2019年のアーティスト・イン・レジデンスで、島根県三隅町に滞在、以降、石州和紙の職人と長期的な協力関係を築いています。ウェブページ