いのち輝く未来社会のデザイン
「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと、私たちそれそれが生きがいのある人生を過ごす、またその可能性を高めることについて考える機会となります。そして、生活の質についての多様な考えを尊重し、未来像の共有を後押しするような持続可能な社会を一緒につくるための国際的な協力が育まれるでしょう。
万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」からサブテーマ「いのちに力を与える」まで、多彩な特設展示とイベントプログラムがあります。
「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと、私たちそれそれが生きがいのある人生を過ごす、またその可能性を高めることについて考える機会となります。そして、生活の質についての多様な考えを尊重し、未来像の共有を後押しするような持続可能な社会を一緒につくるための国際的な協力が育まれるでしょう。
大阪・関西万博のテーマの中核をなす「いのち」についての議論をさらに深めるために、3つのサブテーマ「Saving Lives(いのちを救う)」「Empowering Lives(いのちに力を与える)」「Connecting Lives(いのちをつなぐ)」が設定されています。スイスパビリオンは「Empowering Lives(いのちに力を与える)」のゾーンに位置しています。
スイスのロボット工学、人工知能(AI)、量子コンピューティングの専門知識は、人間の可能性を最大限に引き出すというスイスの取り組みの好例です。スイスは、AR(拡張現実)/VR(仮想現実)とデジタル・セキュリティの進歩によって、技術主導の世界における人間の能力と安全性を高める最先端にいます。
スイスパビリオンは、直接的に健康寿命を延ばし、人々の生活を豊かにすることが可能な生命科学、健康、教育を重要視しています。スイスは、持続可能な食糧生産と合成生物学を研究することで、栄養と医療における根本的な課題に取り組み、生活の質をさらに高めていきます。
「地球」の空間では、持続可能性と環境保全管理におけるスイスのリーダーシップを紹介しています。未来の世代のために、脱炭素への取り組み、地球システムモデル(気候のシミュレーションモデル)、責任を伴う宇宙資源利用などを率先して実践して地球を守ろうとするスイスの取り組みが見どころです。
2025年大阪・関西万博のスイスパビリオンは、スイスの対外広報外交を行う政府機関であるプレゼンス・スイスの制作・運営により、在日スイス大使館およびスイスネックスのネットワークの協力のもと建設されます。
在日スイス大使館と在大阪スイス領事館(スイスネックス・ジャパン)が主催するプログラム「Vitality.Swiss(バイタリティ・ドット・スイス)」は、気候変動、グローバルヘルス、高齢化社会、デジタル化といった世界の共通課題に対する解決策を探り、2025年大阪・関西万博へと繋げていきます。すでに8万人が参加した30以上のイベントを通じて、2025年大阪・関西万博における重要なテーマの理解が深まっています。最新ニュースや今後のイベント情報をご希望の方は、ニュースレターをご登録ください!
「博覧会国際事務局(BIE)の設立メンバーとして、スイスは世界のほとんどの博覧会に参加しています。これまでの参加で、スイスパビリオンという魅力的なブランドを確立することができました。2005年の愛・地球博で初めてパビリオン・ディレクターを務め、その20年後にスイス連邦陳列区域政府代表として、スイスと日本の友好関係をさらに深めることができるのは、私にとって喜びであり、光栄です。」
「調和の中の多様性」をテーマに、木に見立てた鋼材の構造物(高さ21m)の印象的なパビリオンで参加した。アルミニウム板で覆われた枝と32,000個のガラス電球が取り付けられたパビリオンは、昼間だけでなく夜間にも光を放ち、祝祭の雰囲気を演出した。館内では、床から天井まで届く展示柱に、文化の多様性、景観、経済的活力など、テーマ別の展示で現代のスイスを表現した。
「山」をテーマにした愛・地球博のスイスパビリオンは、スイスにおける自然との共存を象徴していた。山を模した巨大な膜には、「スイスの神話」「ビジョン」「危険と注意」「科学の頂点」「モンテロ-ザ」という5つのテーマ空間が設置された。来館者は懐中電灯を頼りに薄暗い展示室を巡りながら、スイスの文化、イノベーション、そして山岳地帯の静謐な美しさを堪能した。
2010年上海万博のスイスパビリオンは、スイス文化の中心的テーマである都市と田舎の相互作用を強調した。田園風景を象徴する緑化された屋上を、都市空間を象徴する円柱が支えている。館内では、人間らしさ、自然、テクノロジーのバランスを探る展示が行われた。
ミラノ万博のスイスパビリオンでは、持続可能性と伝統の象徴である水、塩、コーヒー、リンゴで満たされた4つのタワーを通して、スイスの農業と料理を紹介した。タワーが徐々に空になっていくにつれて、来場者は資源との関係を考えるように促され、希少性、豊かさ、そして責任について思いを馳せた。
「リフレクションズ」は、スイスの文化、自然の美しさ、イノベーションに焦点を当てた没入体験型の展示。このパビリオンでは、インタラクティブなしかけと鮮やかな映像によって、持続可能なソリューションの背景となるスイスの風景を紹介し、スイスの技術と科学的な功績をアピールした。ベドウィン族のテントに着想を得た象徴的な立方体の建物は、万博のテーマ「心をつなぎ、未来を創る」を反映していた。
スイスの世界的イメージは、さまざまな分野におけるスイス企業のイメージと密接に結びついています。スイスパビリオンは、スイス政府と提携して海外での活動をアピールしたい企業にとっての理想的なコミュニケーション・プラットフォームになります。
2025年大阪・関西万博で、スイスのイノベーションを一緒に紹介しませんか。私たちと一緒に、世界中の観客にインスピレーションを与え、つながりを深めるすばらしい体験をつくりましょう。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2030年までにSDGsを達成するための重要なプラットフォームとなります。また、一人一人の「こう生きたい」という思いを支える持続可能な社会を、国際社会が共創することを目指しています。
展示とイベントプログラムにおける3つの主要テーマ「人間拡張」、「生命」、「地球」を通じて、スイスの優れた革新性と創造性を紹介します。このパビリオンは、スイスを革新的で信頼できるパートナーとして位置づけ、他国とともに世界の大きな課題に取り組むための重要なプラットフォームとなります。
「人間拡張」、「生命」、「地球」というテーマは、日本とスイスの両国で実施された調査を踏まえて選ばれました。この調査では、官民の関係者を対象に、スイスが得意とし、かつ日本の観客に関連性の高いテーマを幅広く調査しました。この結果から、最も説得力のある3つのテーマが選ばれ、その後、国会で承認されました。
日本でとても愛されている宮崎アニメ『アルプスの少女ハイジ』に出てくるハイジは、パビリオンの重要なアンバサダーとなり、来場者の体験のいたるところに登場します。入り口からハイジカフェに至るまで、来場者はハイジのキャラクターの歴史や、ハイジが広めたスイスのイメージを知ることができます。
持続可能な未来に関する専門知識を共有するためのプラットフォームである万博で、環境への影響を可能な限り抑えたパビリオンを建設することによって、このダイナミックな動きに貢献することを目指しています。特に、球体用の非常に軽い膜のおかげで、重量は400kg以下と、従来のビルシェルのわずか1%です。「2025年大阪・関西万博のパビリオンは、スイスが万博のために建設したパビリオンの中で最も軽量なものになります。」マヌエル・サルクリ(スイス連邦陳列区域政府代表)
具体的な事例は現在選定中ですが、期間別のテーマを以下にご紹介します。
「人間拡張」展(2025年4月13日〜6月10日)ロボット工学、AI、量子、拡張現実、仮想現実、集合知、デジタル・セキュリティ、意識拡張、宇宙
「生命」展(2025年6月11日〜8月12日)健康寿命延伸、遺伝子工学の人間応用、感染症、科学外交、教育の未来、経済の未来、貿易とグローバリゼーション、合成生物学、オルガノイド、アート&サイエンス
「地球」展 (2025年8月13日〜10月13日)グリーンテック、脱炭素化、地球システムモデリング、未来の食料システム、宇宙資源、海洋管理、太陽放射改変、エコオーグメンテーション
万博の開催期間中、さまざまな郷土料理でスイスの豊かな食文化を紹介します。ハイジカフェでは、パートナーであるスイス・ワイン・プロモーションのプレミアム・スイス・ワイン、ビール、スピリッツ、カクテル、ノンアルコールカクテルなど、料理の味を引き立てるよう厳選されたドリンクをお楽しみいただけます。料理は、スイスの美食の中心である「取り分け」の精神をもつラクレットなどのスイスチーズ、仔牛のクリーム煮とレスティ・ポテト、マラコフ(チーズ揚げ)など、デザートには、チョコレート・フォンデュ、スイス・メレンゲ、各種ケーキを用意しています。
私たちのチームに興味をお持ちいただき、ありがとうございます!現在、募集中の職種はございません。
スイスネックスは、市内にサテライト会場を設置し、万博会場の外でも積極的な活動を展開します。万博期間中、さまざまなイベントや展示会を開催します。当ウェブサイトの「Calendar」のセクションで、今後のイベントをぜひご覧ください。
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