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東京日仏学院

スイス人監督ピエール・モラによる映画『自由に走る』

4月26日と28日、東京日仏学院にて、スイス人監督ピエール・モラによる映画『自由に走る』が上映されます。本映画は、マラソンという孤独なスポーツがいかに世界的な人気を獲得するようになったのか、そしてこのスポーツを通じた女性の解放への闘いを辿ります。

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4月26日と28日に上映されるスイス人監督ピエール・モラによる映画『自由に走る』は、20世紀において、マラソンというスポーツ種目がいかに民主化していったのか、女性がこの種目への参加を認められるまで彼女たちがいかに不屈の精神で闘ってきたのかを紹介します。本作は、初公開のアーカイブ映像や、女子マラソンに貢献してきたマラソン選手で社会運動家のキャサリン・スウィッツァー、ニューヨークシティマラソン創設者のフレッド・ルボー、伝説的ランナーのスティーブ・プリフォンテーン、そのほか様々な人々のインタビューが含まれています。

チケットのお求めはこちらから : 4月26日18:30 と 4月28日15:30

スポーツをめぐる映画

2024年、日本とスイスの国交樹立160周年を記念して、夏季オリンピック・パラリンピックがフランス、パリで開催されるのを機に、東京日仏学院は在日スイス大使館と「Vitality.Swiss」プログラムの後援のもと、4月25日から28日までスポーツをめぐる映画を特集します。画像をスクリーンに投影することで運動を再現する映画は、その誕生から身体の動きの美しさやダイナミズムを記録し、スポーツの感動や辛苦、孤独な闘い、あるいはチームスピリットによるドラマ、その光と闇を描いてきました。そうしたスポーツと映画の切っても切れない結びつきを確認すべく、様々なスポーツ種目(陸上、ボクシング、バレーボール、テニス、水泳、…)を描いたすぐれた作品をご紹介します。スポーツはまた女性にとって闘いの場、解放の契機であり、女性たちとスポーツの関係を描いた作品も数多くセレクトしています。
そのほか、豪華ゲストをお迎えしたトークショーもございます。パラサイクリング・フランス選手、マリー・パトゥイエさん、元日本女子バレーボール選手の松村勝美さん、今回2本の優れたドキュメンタリーを紹介するジュリアン・ファロ監督、『ケイコ 目を澄ませて』が絶賛を浴び、国内外で評価が高まる三宅唱監督をお迎えします。

【上映作品】
・『河上の別荘』  監督:ジョン・フォード(アメリカ/1930 年/92 分)野球
・『水の中のつぼみ』  監督:セリーヌ・シアマ(フランス/2007 年/85 分)水泳
・『自由に走る』  監督:ピエール・モラ(スイス=フランス=ベルギー/2016 年/100 分)陸上
・『完璧の帝国』  監督:ジュリアン・ファロ(フランス/2017 年/90 分)テニス
・『東洋の魔女 』 監督:ジュリアン・ファロ(フランス/2021 年/100 分)バレーボール
・『ケイコ 目を澄ませて』  監督:三宅唱(日本/2022 年/99 分) ボクシング


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