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あなたにとってバイタリティとは?

気候変動やデジタル社会の実現、超高齢化社会といった共通の課題に直面しているスイスと日本。今、私たちには何ができるのか、この対話にあなたも参加しませんか?

Vitality.Swiss(バイタリティ・ドット・スイス)- ゆたかな未来って?は、在日スイス大使館がスイス関連機関や日本のパートナーと共に進める、2025年に開催される大阪・関西万博に向けたコミュニケーション・プログラムです。ヘルシーライフ、持続可能な地球、人間中心のイノベーションの3つのテーマから私たちのゆたかで活力ある未来のための解決策とシナリオを探ります。Vitality.Swissは、在日スイス大使館が、在大阪スイス領事館/Swissnex in Japanスイス大使館科学技術部スイス・ビジネス・ハブ貿易投資促進、スイス政府観光局、そしてスイス連邦外務省 プレゼンス・スイス等のパートナー達と共に進めるプロジェクトです。また、Team Expoの共創パートナーとして、日本とスイスの多様な共創チャレンジの創出・支援をも担うものです。

3つのテーマ

  • ヘルステックとメドテック
  • ウェルビーイングの実現
  • 食と栄養の未来
  • 記事を読む
  • 循環型経済のデザイン
  • クリーンテクノロジーと脱炭素
  • トランジション・ファイナンス
  • 記事を読む
  • デジタルファブリケーションと建築の未来
  • スタートアップ
  • 最先端技術
  • 記事を読む

バイタリティ・アンバサダー

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藤本 壮介

建築家

藤本 壮介
ふじもと・そうすけ 建築家

“私にとってのバイタリティとは、自然と建築、プライベートとパブリック、ハーモニーとカオス、シンプルさと複雑さ、多様性と統一感の共鳴です”

藤本氏は2000年に藤本壮介建築設計事務所を設立後、様々な著名なプロジェクトを手がけ、ヨーロッパ各国の国際コンペティションで受賞したことで知られるようになりました。彼の作品「SQUARE, HSG Learning Center, St. Gallen」は、日本とスイスの実りあるコラボレーションの好例と言えるでしょう。さらに、2025年大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーとして、サステナビリティとデザインで日本と世界をつなぐことを体現しています。
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エリザベト・シュナイダーシュナイター

スイス国民議会議員、スイス・日本友好議員連盟会長

エリザベト・シュナイダーシュナイター
Elisabeth Schneider-Schneiter スイス国民議会議員、スイス・日本友好議員連盟会長

“私にとってバイタリティとは、力強さやエネルギーといった前向きな姿勢や健康的なライフスタイルを意味し、これはスイスと日本に共通する重要な点です”

エリザベト・シュナイダーシュナイターさんは、スイス国民議会議員として特に健康と持続可能な経済のために積極的な活動を行っています。その他、外交委員会メンバー、EFTA/EU代表団のメンバー、バーゼル商工会議所会頭、スイスの企業が構成する国内最大の経済連合エコノミースイス (economiesuisse)の理事も務めています。スイス・日本友好議員連盟会長、「在外スイス人」議員連盟の共同会長も務めています。その活動を通じて、スイスと日本の二国間関係の促進に重要な役割を担っています。2022年11月にはスイス外務委員会の日本公式訪問団の一員として来日しました。
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衛藤 征士郎

衆議院議員、日本スイス友好議員連盟会長

衛藤 征士郎
えとう・せいしろう 衆議院議員、日本スイス友好議員連盟会長

“子供達の夢に触れることが私のバイタリティの原点です。そして子供達の夢を育み、夢を叶えることが、私達大人の責任であり、義務です”

衛藤 征士郎さんは、1977年の参議院初当選を経て1983年から衆議院議員を務めています。防衛庁長官、外務副大臣、衆議院予算委員長、衆議院副議長などを多々歴任されました。スイス・日本友好議員連盟の会長として、2017年に同連盟が初めて日本を公式訪問した際に尽力しました。衛藤さんは、大分国際車いすマラソンの際にスイスフェアのゲストスピーカーを務めるなど、日本とスイスだけでなく、大分県とスイスの架け橋としても活躍しています。
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マヤ・ミンダー

アーティスト、キュレーター料理人

マヤ・ミンダー
Maya Minder アーティスト、キュレーター料理人

“バイタリティとは、静ではなく、動です。健康、生きる喜び、成長のことです。自分自身の生き生きとした逞しさだけでなく、私たちを取り囲む生命を享受することです”

イートアート(Eat Art) 分野で活躍する彼女の食卓には、おいしいお料理と共に文化的交配や人的共進化など、まだ消化されていない課題も並びます。ストーリーテリングやパフォーマンス、インスタレーションを用い、食卓の周りに人々を集め、料理と食事を人々と共にし、乳発酵の専門家として、細菌、菌類、植物、藻類を扱い、キッチンはもちろん、映像制作や工芸品、素材研究に生物学の知識をも応用しています。また、手つかずの自然を調理された文化へと加工する人的撹拌の隠喩として、自然発酵を利用しています。フェミニストの歴史に倣い、アートサイエンスやクィア理論を取り入れ、自身のアーティスト活動を実践しています。 linktr.ee/mayaminder
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小㞍 健太

ダンサー・振付家

小㞍 健太
こじり・けんた ダンサー・振付家

“感性を磨き、自己を解放することで他者と共鳴できる身体表現は、豊かな人生のヒントをくれます。それらがあるダンス・舞台芸術はわたしのバイタリティです”

1999年ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロフェッショナル・スカラシップ賞受賞した小尻さんは、振付家イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアター1に日本人男性として初めて入団しました。2010年退団後、『Study for Self/portrait』、小㞍健太+森永泰弘『The Threshold』等の創作を軸にダンサー・振付家として国内外で活動しています。これまでの創作のベースにある「記憶」を「記録」するというテーマをもとに、身体表現と環境との関係性のより幅広い展開を目論み、ジャンルや世代を横断した表現を探求しています。他、オペラやミュージカルの振付、「さいたまダンス・ラボラトリ」講師/ナビゲーター 、フィギュアスケート日本代表選手の表現指導、Dance Base Yokohama、穂の国とよはし芸術劇場PLATのレジデンスア ーティストを務めています。Vitality.Swissのローンチプロジェクト「Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions」のための委嘱作品「Kizuki-au」を2022年8月1日に発表しました。 
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マルセル・フグ

車いす陸上競技選手

マルセル・フグ
Marcel Hug 車いす陸上競技選手

“バイタリティとは、私の身体、心、魂が共に成長し、調和することです。スポーツはそれを何度も手助けしてくれるのです”

競技時につける銀色のヘルメットから「銀色の弾丸」の愛称で知られるフグさんは、東京パラリンピックでは、トラックレースで1500m、5000m、800mでの3冠を果たしました。出生時から二分脊椎症のため、車椅子の生活となりましたが、1996年、10歳で初めてジュニアレースに出場し、車椅子陸上競技を始めました。2004年のアテネパラリンピックにスイス代表選手として出場し、800mと1500mで銅メダルを獲得し、スイススポーツアワードで新人賞受賞。2010年からプロスポーツ選手として活躍しています。2018年には「スポーツ界のアカデミー賞」とも言われるローレウス世界スポーツ賞の2017年の年間最優秀障害者選手賞を受賞。日本でも大分国際車いすマラソン(フルマラソン T34/53/54)で、2021年までに9回優勝を果たし、2021年大会では1時間17分47秒の世界新記録を樹立するなど、スイスを代表するアスリートです。 
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竹内 智香

スノーボード アルペン 選手

竹内 智香
たけうち・ともか スノーボード アルペン 選手

“必ずしも努力によって夢が叶うわけではありませんが、夢を目指す過程で素晴らしい人たちに出会い、そして失敗や成功から学ぶことでバイタリティが生まれます”

1998年、14歳のときに長野オリンピックで衝撃を受けスノーボード競技での五輪出場を決意。その後2002年には高校生ながらソルトレイクシティ オリンピックに出場し、パラレル大回転で22位の成績を残しました。2007年から2012年頃までスイスのナショナルチームとともにトレーニングを積み、トリノ、バンクーバー、ソチと4大会連続でオリンピックに出場しました。ソチでは銀メダルを獲得し、日本人女性のスノーボード選手で初のメダル獲得という快挙を達成し、2018年に開催された平昌オリンピックでは5度目の出場を果たしました。オリンピック以外でも2012年のワールドカップで1位を獲得、2015年の世界選手権では銅メダルを獲得するなど、スノーボード界に名を残す成績を収めています。さらに2020年に休止していた競技活動への復帰を宣言し、再び拠点をスイスナショナルチームに移しました。2022年には冬季五輪女子選手史上最多の6度目となる北京五輪への出場を果たす偉業を成し遂げました。

所属:広島ガス 
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クリスティアン・シュワルツェネッガー

チューリヒ大学学部・科学情報担当副学長(弁護士)

クリスティアン・シュワルツェネッガー
Christian Schwarzenegger チューリヒ大学学部・科学情報担当副学長(弁護士)

“バイタリティのある社会とは、解決策を開拓する社会です。そういった社会は高い水準の生活を育み、才能豊かな人々や企業を惹きつけます”

チューリヒ大学学部・科学情報担当副学長としてのシュワルツェネッガーさんは、1994年から1999年まで、日本の2つの大学(愛知県・新潟県)でも指導しました。研究テーマは、被害者学、家族内暴力、ストーカー、犯罪抑止に対する一般市民の認識、サイバー犯罪やコンピューター犯罪などです。チューリヒ市警察と共同で犯罪防止研究プロジェクトも行いました。スイステレビ(SRF)では、50本以上の犯罪ドキュメンタリーの専門家として活躍し、最近では「マッターホルンに死す」(SRF/BBC 2015年)に登場しました。2020年まで国際関連を担当し、チューリヒ大学初の国際化戦略(2014年~2020年)を立ち上げ、新しい国際サービスや、Universitas 21への参加など、戦略的パートナーシップやネットワーク活動を積極化。2022年に運営をスタートさせた新大学図書館プロジェクトでは、30以上の学部・研究所の図書館が組織的に統合されました。教授は、その経験を通じて、スイスと世界、特に日本とのつながりを体現しています。
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齋藤 精一

パノラマティクス・主宰

齋藤 精一
さいとう・せいいち パノラマティクス・主宰

“私にとってのバイタリティとは、問題解決にどうつなげるかということです。どの国でも、一緒に解決策を探し、見つけ、実行することが大切です”

建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2 000年からニューヨークで活動を開始。Omnicom Group傘下のArnell Groupにてクリエイティブ職に携わり、2003年の越後妻有アートトリエンナーレでのアーティスト選出を機に帰国しました。2006年株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を設立します。社内アーキテクチャー部門『パノラマティクス』を率い、現在では行政や企業などの企画、実装アドバイザーも数多く行っています。2 018˜2022年グッドデザイン賞審査委員副委員長、2025年大阪・関西万博People’s Living Labクリエイターを務めています。
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マティアス・ロイエンベルガー

ノバルティス・インターナショナル、スイスカントリープレシデント

マティアス・ロイエンベルガー
Matthias Leuenberger ノバルティス・インターナショナル、スイスカントリープレシデント

“バイタリティとは、未来に向けた正しいヘルスケアの枠組みを構築することであり、万博のテーマやVitality.Swissのプログラムに共鳴するものです”

ノバルティスのスイスのカントリープレジデントとして、ノバルティス・スイスの執行委員会長を務めています。また、スイスのノバルティス社の政治的関係の責任者でもあります。ノバルティス社を代表して、研究開発製薬産業協会であるインターファーマ(Interpharma)の会長職も務めるscienceindustries(サイエンスインダストリー)、副会長を務めるスイスの企業が構成する国内最大の経済連合エコノミースイス(economiesuisse)、HKBB(バーゼルシュタット州貿易商工会議所)の各経済団体に参加。なおノバルティス入社前に東京でコンサルタントとして勤務をした経験もあります。
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吉田 柚葉

福島県出身。上智大学2年生。2020年、磐城高校2年生の時に、スイス大使館と東日大震災被災児童

吉田 柚葉
よしだ ゆずは 福島県出身。上智大学2年生。2020年、磐城高校2年生の時に、スイス大使館と東日大震災被災児童

“私のバイタリティは、人との出会いから生まれます。東日本大震災の経験、そしてスイスでのホームステイで世界観が広がりました”

柚葉さんは、福島県出身の上智大学2年生です。2020年、磐城高校2年生の時に、スイス大使館と東日大震災被災児童の自立を支援する法人次代の創造工房 / Support Our Kidsの共同プログラム『Support Our Kids スイスホームステイプログラム』に参加しました。東北被災地を代表する復興アンバサダーとして、ローザンヌ2020ユースオリンピック競技大会でのボランティア体験や、IFRC、UNOCHA、IOCなどの国際機関を訪問して人道について学ぶとともに、自身の東日本大震災の経験を発表しました。その経験から、国際問題に興味を持ち、現在は上智大学総合グローバル学部で国際関係や市民社会論について学んでいます。「Vitality.Swiss」において、多くの新鮮なアイデアと新しい視点をもたらし、日本とスイス両国の関係を促進する重要な役割を担ってくれると期待しています。また東北地方の活性化に貢献できる素晴らしい人材です。

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