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life 非公開イベント#swisspavilion

ペトリ皿からプロセッサへ

ヒトの体外で培養された生きた神経細胞は、脳の理解に革命をもたらし、ひいては未来のコンピューティングの基盤となる可能性を秘めている。東京大学の組織工学の進歩と、MaxWell Biosystemsが開発した微小電極アレイ(MEA)技術により、研究者たちは神経回路を構築し、その活動を高解像度で記録・操作することが可能になった。培養された神経細胞の回路は脳機能の解明、疾患モデルの構築、創薬において前例のない洞察をもたらし、生物学的コンピューティングへの新たな道を切り開く。

タイムテーブル

15:30 開会

15:35 紹介プレゼンテーション

16:05 パネルディスカッション1:神経科学とコンピューティングのビジョン

16:45 パネルディスカッション2:スイスと日本の学際的連携

17:25 閉会

17:30 スイスパビリオン見学

イベント詳細

パネル1:神経科学とコンピューティングのビジョン
この分野の専門家が実験室で培養された神経細胞が脳活動への理解を深め、生物学と電気工学を橋渡しし、最終的には疾患治療と生物学的コンピューティングにおけるブレークスルーにつながる可能性について議論します。
パネル2:スイスと日本の学際的連携
工学、生物学、データサイエンスの専門知識を融合させたスイスと日本の共同プロジェクトは、国際的なパートナーシップがこの刺激的な新分野における進歩をどのように推進できるかを示しています。
これらの微小な神経回路が、医療とコンピューティングの未来をどのように形作るのか、ぜひご参加ください。

講演者:
• 池内 与志穂 東京大学 生産技術研究所 教授
• ドゥンキー 智也 東京大学 生産技術研究所 特任研究員
• ウルス・フレイ(Urs Frey) MaxWell Biosystems CEO
• マリー・オビエン(Marie Obien) MaxWell Biosystems CCO
• ハイケ・リエル(Heike Riel) IBMリサーチ 科学技術部長
• アウレリオ・コルテーゼ(Aurelio Cortese)ATR Institute International グループリーダー
• ヤン・リヒテンベルグ(Jan Lichtenberg) InSphero CEO
• 杉原 加織 東京大学 生産技術研究所 准教授
• 鈴木 京子 在日スイス大使館 科学技術部部長

支援:一般財団法人生産技術研究奨励会 

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