特別上映&トークセッション:映画『セイレーン』 image
特別上映&トークセッション:映画『セイレーン』 image
planet 公開イベント

大阪府大阪市北区堂島1丁目1−5

特別上映&トークセッション:映画『セイレーン』

関西在住のスイス人映画監督ロジェー・ヴァルッヒ氏による新作『セイレーン(The Way of the Siren)』の特別上映会を、6月13日にスイスネックス・ジャパン(在大阪スイス領事館)にて開催します。物語の舞台は大阪。かつて恋人を亡くした元傭兵の探偵が、行方不明の演歌歌手を追ううちに、裏社会の陰謀へと深く巻き込まれていく――。主演の西明彦氏も登壇し、上映後には監督や俳優とのQ&Aと交流会も予定されています。映像美と音楽が融合した、濃密で美しい作品です。インディペンデント映画の魅力に触れられる貴重な機会をどうぞお見逃しなく。入場無料・事前申込制(日本語上映・字幕なし)。

特別上映&トークセッション:映画『セイレーン』 image

プログラム

  • 5:30pm – Doors Open|開場
  • 6:00pm – Opening by the film Director Roger Walch|Roger Walch監督による 開会の挨拶
  • 6:30pm – Film Screening (Japanese) | 映画上映
  • 8:00pm – Q&A
  • 8:10pm – Meet & greet with the Director and actors | 監督・俳優との交流会
  • 8:30pm – Closing | 閉会
特別上映&トークセッション:映画『セイレーン』 image

あらすじ

吉田雅彦(西明彦)は、元傭兵の探偵。1年前に恋人(泉希衣子)を事件に巻き込んで失い、いまだ自責の念に駆られ、悲しみに暮れていた。ある日、彼は失踪した妹の演歌歌手、谷崎さくら(滝さゆり)を探して欲しいという女性 (遠山涼音) からの依頼を受ける。当初、簡単な人探しに思えたこの依頼は、大阪中のヤクザ組織、ついには、かつての恋人を殺した狐坂組の組長(蔭井暢春)をも巻き込む事件へと発展する。味方は、かつての吉田の師匠(三上寛)と親友(森澤達郎、つゆ)の3人のみ。圧倒的不利な状況の中、水の都大阪を舞台に、吉田は孤軍奮闘、さらなる陰謀に引き摺り込まれてゆく。それはまるで、セイレーンの哀しき歌声に導かれる船乗りの如く、、、。

監督について

ロジェー ワルッヒ(Roger Walch)
1965年スイス、サンクト・ガレン生まれ。チューリッヒ大学では日本学と民俗学を専攻。同時に、サンクト・ガレン市のインディーズ映画館を経営。1998年来日後、関西ドイツ文化センターや同志社大学の嘱託講師をしながら、映像作家として活動。2005年、愛知万博のフレンドシップ・フィルム・フェスティバルで奨励賞を受賞。2009年、映画「TENGU」(63分)、2010年、映画「Children of Water」(51分)を制作。2013年、三上寛ドキュメンタリー映画「KAN - 寺山修司を愛した男」(95分)を監督、TAMA映画祭やインディーズ映画館で上映される。2018年、大阪釡ヶ崎で撮影したミュージカル映画「独逸人」(主演:三上寛)(57分)を制作。ヨーロッパの映画館で公開されたRichard Dindo監督の映画「芭蕉の旅」(98分、スイス、2019年)、Erich Schmid監督の映画「Adolf Muschg: The Other」(86分、スイス、2021年)とThomas Lüchinger監督の映画「音と静寂」(スイス、2022年)ではカメラマンとして撮影を担当。2022年、ロードムービー「アナイス」(96分)を公開。大阪で撮影したサスペンス映画「セイレーン」は2025年の夏にリリースされる。