年を取るのは大変なことだ。日常生活の単純な動作が困難になり、動き回ること、物を手に入れること、人とつながっていることが難しくなるにつれて、生活の質は低下する。家族や有償のサービスなど、他人の介助に頼らざるを得ないことも増えてくる。高齢者や運動が不自由な人にとっては、できるだけ長く自立して活動し続けることが不可欠だ。将来的には、ロボットがそれを可能にするために必要な身体的支援を提供するようになるかもしれない。しかし、自宅や老人ホーム、介護施設にいる高齢者向けのサービスロボットの分野では、具体的にどのようなニーズがあるのだろうか?スイスと日本のプロジェクト「RobotCare」のユーザー中心のアプローチは、安全で、便利で、受け入れられ、効率的で、日常生活で使うのが楽しいロボットを確実に作るために、ロボット開発に正しい勢いを与えている。
RobotCareプロジェクトの目的は、アプリケーションを中心としたユーザーニーズとそれに対応する技術要件の定義、および国内外の高齢者ケアにおけるサービスロボットの市場可能性の評価である。そのためには、技術開発者と、介護・サービススタッフ、経営者、入居者やその家族など、高齢者や医療施設の利害関係者との体系的な対話を確立する必要がある。この対話は、ロボットをより安全に、より機敏に、より周囲を認識できるようにし、より良いアシスタントやコンパニオンにすることを可能にする、脳から着想を得たAIテクノロジーを開発するためのインプットを私たちに提供します。
開催概要
10:00 – 10:15 ウェルカム / イントロダクション
10:15 – 11:45 プレゼンテーション(テクノロジーとユースケース)
11:45 – 13:15 アイデアワークショップ(軽食付き)
13:15 – 14:45 (パネル)ディスカッション
14:45 – 15:00 展望会
申し込み