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planet 公開イベント#swisspavilion

航空交通の未来

次世代の航空交通システムと先進的エアモビリティの進展に焦点を当てたシンポジウムを開催します。東京大学の伊藤恵理教授、JAXAの又吉直樹博士、ZHAWチューリッヒ応用科学大学のピーター・レンハルト博士による基調講演に加え、日瑞の専門家によるパネルディスカッション、ポスターセッション、飛行シミュレーターの実演を通じて、未来の航空運用、エコシステム設計、人間と機械のインターフェースについて議論を深めます。学界・産業界・行政が連携し、エアモビリティの未来を共に考える貴重な機会となります。

このシンポジウムでは、航空交通システムの進化および先進的な航空モビリティソリューションの出現に焦点を当てます。まず、10時10分より東京大学の伊藤恵理教授が将来の航空交通システムに関する基調講演を行い、次世代のコンセプトと日本の戦略的ビジョンについての洞察を提供します。続いて10時30分からは、JAXAの又吉直樹博士が航空モビリティの展望を形作る先駆的な取り組みである「ReAMo – 先進的な航空モビリティの実現」に関する基調講演を行います。

10時50分からのパネルディスカッションでは、JAL航空みらいラボ、成田空港フューチャービジョン室、JAXA、宇宙港湾事業者、そしてスイスと日本の専門家が集まり、将来の航空輸送のための運用モデルとエコシステム設計について議論します。

11:30からのポスターセッション1では、最先端の研究開発プロジェクトの解説があり、その後12:00からはネットワーキングランチを行います。

午後の部は13:00から開始し、チューリッヒ応用科学大学(ZHAW)のピーター・レンハート博士による基調講演が行われます。基調講演では、将来の軌道ベースの飛行運用に向けたコックピット計器の改良方法に焦点を当てます。また、13:20からは、レンハート博士による「Highway in the Sky」フライトシミュレーターアプリケーションのデモンストレーションが行われます。

13:40からのコーヒー休憩の後、14:00からのパネルディスカッション2では、JAL航空みらいラボ、NABLA、NEC、JAXA、そして世界中から招いたパートナーが一同に会し、将来の航空電子機器について議論します。その後、14:40からポスターセッション2が行われ、15:00にイベントが終了します。

このシンポジウムは、航空モビリティの未来を形作るための、産学官の協力と交流の機会となります。

開催概要

10:00 開会の挨拶

10:10 基調講演:伊藤恵理教授(東京大学)「未来の航空交通システムについて」

10:30 基調講演:「ReAMo - 先進的エアモビリティの実現」

10:50 パネルディスカッション#1「未来の航空輸送オペレーション」 登壇者:JAL Future Lab、成田空港 Future Vision Division、JAXA、宇宙港運営者

11:30 ポスターセッション#1 

12:00 昼食

13:00 基調講演:ピーター・レンハルト博士(ZHAW) 「人間中心を維持するための将来型コックピット機器について」

13:20 「空のハイウェイ」アプリケーションの飛行シミュレーター実演(ピーター・レンハルト博士)

13:40 コーヒー/ティーブレイク

14:00 パネルディスカッション#2「未来のアビオニクス(航空電子機器)」 登壇者:JAL Future Lab、NABLA、NEC、JAXA

14:40 ポスターセッション#2(ポスターセッション#1と同内容)

15:00 終了