シリーズ :
  • Swiss Vitality Talk

Vol. 4 - with Tokyo Art Farm x EER

人と自然の共創 サウンドアートの可能性

01:36:45 planet

森林の複雑な生態系を人間の耳で聞くにはどうしたらいいのだろう?
今秋、コレクティブプロジェクト「Extended Environmental Record|拡張環境の記憶」(アーティストであり研究者でもあるマルクス・メーダー(スイス)とヴェロニカ・モックラー(カナダ)、奈良県下市町の地域住民)が、データ音響化、アート、オーラルヒストリーのサンプリング(奈良県の皆さま、農・林業従事者との対話セッションを含む)を組み合わせて、森林生態系の複雑さに取り組みました。
また、現在もUniversity of Creativityでマーカス・メーダーとロマン・ツヴァイフェルとのコラボレーションによるインスタレーション「Growth Model」が展示中です。このユニークな音響芸術体験は、スイスの8本の樹木から収集したデータを使用。スピーカーを備えたトネリコの木管による、それらを音波化し、新たな生命を吹き込みました。ぜひ展示をご覧ください!
マルクス・メーダー、ヴェロニカ・モックラー(オンライン参加)がサウンドアーティスト新美陸人(Rick Shinmi)と共に、人・自然・音表現の可能性を探るトークが開催されます!こちらもぜひご参加ください。

日時 2023年10月19日(木曜日)19時-20時30分
会場 University of Creativity
詳細:https://bit.ly/3LXpeNs

出演:The Extended Environmental Record(拡張環境の記録)(オンライン参加)、新美陸人
モデレーター:近藤ヒデノリ(TOKYO ART FARMオーガナイザー)、ジョナス・プルヴァ(スイス大使館)、高橋優子(スイス大使館)

The Extended Environmental Record(拡張環境の記録)は繰り返し行われる集団的なリスニングの実践です。環境を人間以外のものと人間、それらの関係や交差点を含むものとして、EER は知識の実践的、芸術的、科学的形式における差異を支持し発展させ、マーケットや制度的権威からそれらを分散させます。 この記録は、メンバーの状況に応じたニーズと対話による意思決定に基づいてその内容を共有します。[FEATURING] 永田泰祐 (フォレスター、日本)、野口貴士 (フォレスター、日本)、向井利彦 (農家、日本)、高野加織 (地域住民、日本)、森摩紀子 (地域住民、日本)、水口善文 (地域住民、日本)、西山友梨(MIND TRAILクリエイティブ・チーム、日本)
[WITH] マルクス・メーダー(アーティスト、研究者、スイス)、ヴェロニカ・モックラー(アーティスト、研究者、カナダ)

共催 東京ビエンナーレ2023/TOKYO ART FARM、UoC、在日スイス大使館 / Vitality.Swiss
助成 スイス・プロ・ヘルヴェティア文化財団、サカエ・シュトゥンツィ基金
後援 スイス大使館科学技術部